2010年1月31日日曜日

1/31 Google Analytics 利用率は 30.6% (前週より0.2ポイントUP)

※前週の報告での増加率が間違えておりました。申し訳ありません。現在は修正済みです。

今週も上場企業のWebサイト 3,828社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は 8 社増えてました!

合計で 1,170社。前回の 30.4% から 0.2ポイント増えて 30.6% となっていました。

ちなみに

SiteCatalyst は変わらず

です。企業サイトには 101社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業もあるので、これがそのまま導入数ではありません。

2 週間で Google Analytics の利用企業が 18社増えました。この増加傾向がこのまま続くのか、しばらく毎週様子を見てみたいと思います。

マインドマップ・カフェ

マインドマップ・カフェに参加してきました。

マインドマップ・カフェ

twitter のハッシュタグ


私は会社で「MindMapっていいよ」と言われてフリーのFreeMind 等のツールを使ったりした事がありましたが、正直使い方もわからず、「頭の中を系統毎にまとめるためのツール」という認識でいました。

が、今日参加する事でその考えは見事に打ち砕かれました。
(もちろん良い方向に)

参加者は40名ぐらいいたでしょうか?
その中の半分くらいは既にセミナー等を受講していてさらにレベルアップさせるための意見交換会として参加されており、私のような初心者で使い方を学ぶために参加している方もちらほらいらっしゃいました。

個人的にセミナーの中で最も印象的だったのは、会議の議事録やToDoリストを直接マインドマップで書いて上司や部下との情報共有に使われているというものでした。「まとめるためのもの」というよりは「こぼさないためのもの」「潜在意識を共有化させるためのもの」としての使われ方が多いことに驚きました。

セントラル・イメージ(マップのテーマを表す絵)から実際に作っていく様子を見せてもらったり、同じテーブルの方の実際の業務に利用されているリアルなマップや、カラフルなペン、ノート、デジタルガジェット等いろいろな事を教えてもらった刺激的な3時間でした。

本を読んだりWebで調べたりするのもいいですが、マインドマップの上手な方が実際に書かれている様子をその場で見るというのが一番勉強になるというのを肌で感じたとても刺激的な1日でした。

主催者の方々、および同じテーブルでいろいろ教えていただきました皆様、本当にありがとうございました。

ちなみにセミナーの様子やその時に作ったマインドマップは上記のHPに更新されるそうですので興味のある方はそちらをチェックしてください。

また参加したいと思います。
その時は業務で実際に使った結果をご報告できればと思います。


(参考)
インストラクターの方やマインドマップをよく利用する方が主に利用されているツール一覧

 - iMindMap
 - MindManager
 - FreeMind
 - EasyStep

ペンいろいろ

 - 三菱鉛筆 水性サインペン ピュアカラーF 12色セット
   ペンの両端に太字と細字があるので枝を太字、文字を細字で書く時に便利

 - ステッドラー トリプラス ファインライナー 細書きペン 10色
   細書きなので細かく書ける上、疲労軽減などの対策が施されている

 - 色鉛筆 CQ-NA24C 24色 紙箱入
   鉛筆なので柔らかい表現や、重ねて書くことでペンでは表現できないような書き方が可能

他にもクレヨンを使ってより柔らかい表現で書いている方もいらっしゃいました。

2010年1月28日木曜日

ガンブラー!ガンブラー!

もうすっかりガンブラー中毒です。
(前も書きましたがウチが感染したのではなく、お客様からの相談が多いということです)

それで、いろいろと勉強したり、シマンテック社の MessageLabs ホステッドサービスの担当の方とお会いしたりして、またいろいろと吸収したので、書ける範囲でまとめます。

・ガンブラーはいろんな種類がある

前にも書きましたが、ガンブラーはサーバの脆弱性をついたハッキング行為の名前ではなく、ウイルスが感染してサーバのID/Passwordを盗み取って改ざん等の悪意を働くクライアントPCへの一連の複合型の攻撃の事をいいます。

で、いくつかのパターンが公開され、対応方法なども出されてますが、担当の方がおっしゃるには「氷山の一角」でかなり多くのパターンがあるそうです。

(例)
 - ウイルスが ID/Password を盗んでハッカーが利用するサイトにアップし、
  それを使ってハッカーが手動でハッキングを行っている
 - ウイルス自体が ID/Password を使ってWebサーバへアクセスし、
  勝手にページ(html や Flash)を書き換えてウイルスページへ
  リダイレクトさせるところまで自動でやっている

この前者と後者を比べても手段も違えば被害内容も違います。それでも両方とも「ガンブラー」です。ですので、何がどうなっていたら「ガンブラー」という定義はできないそうです。

担当の方も識別したり、パターン認識するのが大変らしいです。

・被害にあったドメイン数は 2048 !(まだまだ増加中)

これはもう少し確認を取る必要がありますが、相当な数のガンブラー攻撃がなされているようです。ニュースになっているサイトは本当に「氷山の一角」のようです。

・Webサーバへアクセス権限のあるPCの徹底管理とWebサーバの常時確認を

前回はIPアドレス制限をかけることをおすすめしましたが、それだけでは全然足りないそうです。海外からの自動ハッキングにはこれで大体対応できるらしいのですが、手動ハッキングの場合はIPアドレスもなりすまして入るので、ID/Password が洩れた時点でアウトだという事です。

洩れないようにする事と、洩れた時にすぐ確認できることの2点に注力するようにとの事でした。

まだまだいろいろと情報が入って来ていますので、しばらくはガンブラー対策がメインとなりそうです。

2010年1月24日日曜日

1/24 Google Analytics 利用率は 30.4% (前週より0.3ポイントUP)

※すみません。数値が間違っておりましたので編集いたしました。

今週も上場企業のWebサイト 3,828社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

そしたらなんとっ

10社増えてました!

合計で 1,162社。前回の 30.1% から 0.3ポイント増えて 30.4% となっていました。やはり無料のインパクトはすごいですね。

ちなみに

SiteCatalyst は変わらず

です。企業サイトには 101社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業もあるので、これがそのまま導入数ではありません。

最後に気になるデータが・・・、

(株)バルクホールディングス
日本高周波鋼業(株)
SMC(株)
(株)エフ・シー・シー

この4社がサイトに接続されません。ダウンしているようです。(24日20時現在)
先週は大丈夫だったので、ガンブラー的なものがまた出てくるのか心配です。
単なる偶然で4社同時にダウンしているのであれば良いのですが・・・。
とりあえず明日また確認することにします。

2010年1月23日土曜日

至急 Microsoft Update を!~ Google を襲った攻撃があなたを襲う ~

最近もっぱらセキュリティ担当です。
ブログのタイトル変えた方がいいかも。

で、ガンブラーの熱も冷めない内にまたやってきました。
今度は Google を襲った攻撃として有名になった「Aurora」です。

マイクロソフトのサイトにも紹介されてますが、深刻度MAXの「4(緊急)」です。

危険性が非常に高いので早急な対応が必要です。

・至急 Microsoft Update を!

対策は簡単、本日公開された Microsoft のパッチをひとまずあてましょう。
Microsoft Update (Windows Update) を実行して、「セキュリティ更新プログラム (KB978207)」をインストールします。

- Microsoft Update (Windows Update) の起動方法
[スタート] - [すべてのプログラム] - [Microsoft Update (Windows Update)] を
クリックすることで IE が起動し、Update が実行されます。


「高速」をクリックして出てきたものから「セキュリティ更新プログラム (KB978207)」を選択します。(推奨のものは全て選択した方が良いです)

インストールが上手く終了して「今すぐ再起動」をクリックすれば完了です。

この IE の脆弱性は放っておくとガンブラーよりも厄介で、いろんなデータを持ち出されたり、削除されたりします。

特に IE5 や IE6 の環境を動作確認用として残していたり、古いアプリケーションを実行する為に古いパソコンを残している部署、それらに心当たりのある人は急いで対応するようにしてください。

ガンブラーも亜種が見つかったり、いろいろと大変ですが、「晴れている時こそ屋根を修理するべきだ」とも言われるように、何かあった時に大変な目に遭うよりも、社会的に賑わっている今こそ、それに便乗して予算をとってしっかり対応するのが得策だと思います。

みなさんもご注意を!

2010年1月22日金曜日

Google Analytics 利用率(その2)

寝込んでいたため前回から時間が経ってしまいました。

上場企業 3,828社の企業サイトのうち、1,152社のサイトに Google Analytics のビーコンが入っている件は前回報告させていただきましたが、今回は業種別にまとめてみました。

まずは業種別の数字を。(クリックで拡大します)


次にグラフ。(クリックで拡大します)


赤い横線が全体平均となります。

まぁ、これだけ見てもあまり新しい発見は無さそうではありますが、では、どういった企業が Google Analytics を導入するか?と考えてみました。

■導入しそうな企業
  ・解析には興味あるが稟議が通らない、無料でやるしかない
  ・無料で十分、まずはやってみたい
  ・有料のツールの補完や確認として
  ・他企業に乗り遅れたくない
  ・報告しないといけない為やむおえず

■導入しなさそうな企業
  ・有料のツールを利用しているので必要ない
  ・ビーコンに抵抗がある
  ・googleにデータを利用されると考えると何か嫌だ
  ・解析に興味がない
  ・それどころじゃない

こんなところでしょうか?

利用の中心はアーリーマジョリティ層

そう考えると導入しそうな企業は、しなさそうな企業に比べて層がある程度まとまっているように思われます。つまり、導入しなさそうな企業はどちらかというとイノベーター層からアーリーアダプター層にかけての「既に他の有料ツールを利用している層」と、レイトマジョリティ層以降の「あんまり興味ない層」に分かれているようです。

また、上記のグラフを見てみると、想像できる点がいくつかあります。

  ・海運業を筆頭に典型的なB2B業種は軒並み利用率が低い
    (Webに力を入れていない/Webに興味がない)
  ・銀行・保険といった金融系は利用率が低い
    (ビーコンもしくは google での利用に不安を感じる)
  ・小売・サービス業といったユーザー動向が気になる業種は利用率が高い
    (この層は他のツールの利用率も高いと思われる)

こんな感じでしょうか?

他にもいろんな角度で利用度合いを確認していきたいと思います。
もしリクエストがございましたら、メールもしくは twitter でお返事ください。
病み上がりなため、これくらいで。

2010年1月17日日曜日

【調査】(速報)日本でのGoogle Analytics の導入率は30.1%

とりあえず集計できたので自分のブログで先出しします。

上場企業(対象:3,825社)のコーポレートサイトを調べたところ Google-Analytics のタグが入っている企業は 30.1% にあたる 1,152社でした。

- 対象サイト:3,825サイト(上場企業の企業サイト)
- Google Analytics 導入サイト:1,152サイト(全体の 30.1%)


調査日:2010年1月17日
調査方法:企業サイトのトップページ内に Google Analytics のタグの有無を調査
※企業ページのトップページだけを調査したので厳密な結果ではないですが、少なくとも 1,152社のサイトにはタグがありましたので、それ以上の可能性もあります。

こうやって見ると、やはり無料のインパクトは大きいんだなと再認識させられます。

このあと、業種別や他のツールの導入率を調べて小出しにしていこうと思います。

本日はとりあえずここまで。

# ガンブラー対策はまだまだ続きますが、やっとアクセス解析の方に戻ってこれそうです。

2010年1月13日水曜日

画像のプリロードでの注意事項

300社近くサイトを調査させてもらって、意外と多かったのが「画像のプリロード」問題。

bodyタグに javascript を組み込んで画像を先読みする方法を採用している会社はかなり多いです。感覚的には5割くらいは未だ使っていると思います。(最近は CSS を上手く使っている企業も増えてます)

これらの機能を実装した際に、最も気をつけなければいけないのが、管理/運用に関する部分です。プリロードしている事を知らずに使っている部分を削除することで「使われない画像」を先読みするという無駄が発生します。さらにこの画像をサーバから削除してしまうと、ページ自体は見た目は何も変わらないのですが、サーバにもクライアントPCにもそれなりに負荷をかけてしまいます。

これが意外と多いのにびっくりしました。
あるお客様では、これらの使ってない画像を洗い出し、スクリプトから外した事でページ表示が早くなり、それだけでアクセス数が増えたとの報告がありました。

みなさんも javascript の見直し、使われてない無駄な画像やコードを減らす事でアクセスが増える事もありますので是非ともチャレンジしてみてください。

今日は眠いのでこれくらいで。

2010年1月11日月曜日

アクセシビリティ:文字サイズの変更

またアクセス解析とはずれてますが・・・。

みなさんの会社のサイトはアクセシビリティ対策はどれくらいされてますか?
今回は視力が弱い方の為の文字サイズの変更について。

・文字サイズの変更への対応

だいたい3種類に分かれると思います。

  1. まだアクセシビリティは・・・と未対応
  2. ブラウザの機能にまかせて、変更方法を記載
   (CSS で文字サイズを変えても重ならないようには対応済み)
  3.文字サイズの変更の JavaScript を導入

みなさんの会社はどれにあたりますか?

個人的には 2. が好きです。

理由としては、1. はあまりにも無関心すぎるように思われ、3. は「アクセシビリティ対策がんばってます」というアピールが強く、本来の視力の弱い方への配慮が少ないように思えるサイトが非常に多い為です。

例えば、最初のパターン



これで「小」に変更する人ってどれくらいいるんでしょう?
「大きすぎて見づらい」と普段から思っている人がいるのかは疑問です。また、この「大」が見える人はこの機能要らないと思います。「文字サイズの変更」という文字は「大」の人用に最初から大きくしておくべきと思います。

次のパターン



デフォルトが「小」ですね。2段階に大きくなるという点では好感持てますが、「フォントは小さい方が格好良く見える」ような雰囲気があってデフォルト「小」という表現も少し疑問が残ります。

最後にこのパターン



これは好きです。「標準」サイズで用意しておいて、「大」にも対応ができる。

ただし、制作サイドからみると、作る手間も大変ですし、用意しておきながら動かないページも多数存在してる現状を考えると、私は 2. のパターンが好きです。

みなさんの会社のサイトはどうですか?

twitterがおもしろい

昨日は妻が子供連れで外出していたので一日中 twitter を触ってみました。
この世界にいながら今更なんですが、使ってみることで初めて面白さを実感しました。
以下、個人的なレビューです。

・まずはとにかく「人」をフォローしてみる

全く面識の無い人たち(有名人含む)でもフォローすると何人かの方から早速返事をもらいました。すごい臨場感です。昔で言うチャットよりも緩い関係が心地良いですね。相手が見てようが見てまいがとりあえず呟いておく、何かが起こればラッキーみたいなプラス思考になって良いです。

ニュース系やボット系も触ってみましたが、個人的にはニュース系は RSS リーダーで読んでいたこともあり、RSS で十分な気がしてます。やっぱり twitter は「つながり」が重要だと思います。

・ツール系のインストールは慣れてからでも良いかも

一応、PC には TweetDeck を、手持ちの iPod touch には Echofon と NatsuLion をインストールして触ってみました。最終的には TweetDeck と NatsuLion にしてますが、いろいろ慣れてからでも十分かな?という気になりました。

また今日もいろいろフォロー先を探す旅にでます。

2010年1月9日土曜日

ガンブラー対策相談室

最近はもっぱら Gumblar 対策担当です。

といってもウチの会社が被害にあった訳ではないです。

制作会社としての責任を果たすためにも再度社内のセキュリティ状況を確認しているのと、あとは MessageLabs社のホステッドサービスという、ガンブラー対策に適したサービスを取り扱っている為にここぞとばかりに営業しています。

・まずは現状をチェック


もし社内にウイルス感染しているPCがあった場合には早急に駆除し、他への感染の可能性を調査する必要があります。
チェック方法は下記サイトが参考になります。

[IPA]
ウェブサイト管理者へ:ウェブサイト改ざんに関する注意喚起
一般利用者へ:改ざんされたウェブサイトからのウイルス感染に関する注意喚起


[ITmedia]
Gumblar対策を再チェック 基本的な作業で感染防止を

・チェックした後は感染防止

ここで MessageLabs社のサービスの登場です。
この Gamblar ウイルスは Kaspersky が一番先に対応したのですが、その Kaspersky もサービスの中に含まれています。また SaaS サービスの為に導入も簡単です。
(質問等はいつでも受け付けていますので、右下のプロフィールから連絡いただければと思います)

・MessageLabs社に行って聞いてきました

ガンブラーですが、世界的には11月がピークで既に縮小傾向らしく、年末年始に猛威をふるったのはどうやら日本だけのようです。Webサイトの正月対応などはもしかしたら日本だけの文化なのでしょうか?また MessageLabs社では、今後は亜種やより複雑な複合種のガンブラーが出てくると予測していて、それらを含めた対策を勧められてました。

上記の ITmedia サイトにあるようなソースコードの改ざんは本当に一部のようですので、根本的な調査および対策を Webサイト運用を委託している会社とともに実施していただければと思います。

何度も書いてすみませんが、不明点などはプロフィールの連絡先に連絡いただければ、できるだけ回答します。

今ニュースをみたら、Yahoo! も改ざんされてるようですね。

[asahi.com]
ヤフー、占いの一部「ガンブラー」被害と発表

まだまだ被害は増えそうです。

2010年1月8日金曜日

ガンブラー(Gumblar)ってやつは

技術畑出身なもので、アクセス解析以外にもこのテの相談も受けたりします。

・ガンブラーはWebサイトの脆弱性をついたハッキングではなくウイルス

このガンブラー自体はWebサイトを見て感染したり、USBメモリ経由で感染する典型的なウイルスで、ハッキング手法ではありません。
では、なぜ「ガンブラーによるWeb改ざん被害」が多いのでしょうか?
これは、このウイルス自体がパソコンからFTPツールを使用する際の ID/Password を盗み取るため、それを利用してWebサイトを改ざんするハッカーがいる為にそう呼ばれています。

・なぜこんなに被害数が多いのか?

最近ニュースになっただけでも

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2010/0101_1.html
http://www.cyberagent.co.jp/news/press/2010/0107_3.html
ラジオ関西
http://jocr.jp/company/info.html#anitama
ホンダ
http://www.honda.co.jp/oshirase/
JR東日本
http://www.jreast.co.jp/apology/20091223_restart.html
信越放送
http://www.sbc21.co.jp/notice/notice091227.html
モロゾフ
http://www.morozoff.co.jp/_cms_/news_item/detail/item00085.html
ローソン
http://www.lawson.co.jp/emergency/detail/detail_39.html
ハウス食品
http://housefoods.jp/company/info/info2278.html
京王グループ
http://www.keio.co.jp/news/update/announce/nr100106v01/index.html

こんなにあります。
これからも新型インフルエンザの如く感染が拡大しそうな勢いです。

なぜこんなに被害が大きいのでしょうか?
これらの会社はウイルス対策をしてなかったのでしょうか?

このウイルス自体はそんなに新しいものではなく、昨年10月にはほとんどのウイルス駆除ソフトで対応済みでした。また、これらの企業にはおそらくこれらのどれかは対策とられてたはずです。

・問題はWebサイト運用体制


おそらくですが、これらの企業の問題点のほとんどは Webサイトの運用体制
にあると考えられます。特に最も可能性が大きいと思われるのが

正月対応などの営業時間外の緊急対応を「家から」、「自分のPC」で対応するために、IPアドレス制限をかけていなかった

というものです。
会社のPCは会社がウイルス対策をしているものの、家のPCのウイルス対策が最新になっていなかったばかりにガンブラーに感染し、そこからアクセス情報が洩れ、家からアクセスできるようにIPアドレス制限をかけていなかったサーバにそのままアクセスでき、改ざんされた。というのが最も多いパターンだと思われます。サーバから見ると、これらはいたって正常なアクセスなので、AppScan のような脆弱性診断ツールでは当然見つけられないものです。

・サーバーには必ずIPアクセス制限を

どうしても家からアクセスしたい場合は、一旦VPN等で会社にアクセスした上で画面をとばしてWebサーバにアップする手法が必須です。
その他にも IPA のサイトにきれいにまとめてあるのでこちらを見ることをお勧めいたします。

ウェブサイト管理者へ:ウェブサイト改ざんに関する注意喚起
一般利用者へ:改ざんされたウェブサイトからのウイルス感染に関する注意喚起
http://www.ipa.go.jp/security/topics/20091224.html

Webサイト運用会社が悪いのではなく、原始的な運用体制に問題があるという認識ですので、ガンブラー被害にあった会社は運用プロセス自体を見直しされる方が良いかと思われます。

2010年1月7日木曜日

ブログ改造:いろいろ入れました

ここらへん、入れてみました。

AdSense
WebMasterTool
FeedBurner

このあたりは、「次へ」「次へ」ですぐに設定できるので
特に手順は書かなくても良いかと思ったので割愛します。

次はレイアウト関係見ているところです。

2010年1月5日火曜日

年末年始の気になったニュース

紀文食品から客のメルアド382人分流出
テレビ東京、番組観覧者のメルアド流出 472人分
アメブロで芸能人ブログ450件のID・パスワードが流出

これらのそれぞれの企業の対応内容がこちら↓

電子メール誤配信に関するお詫び
メールアドレスの不適切な取り扱いに関するお詫び
「Ameba」オフィシャルブログ、不正アクセス被害について

よりWebの活用が大きい企業の方が対応が「これでいいのか?」と
思わせる気がするのは私だけでしょうか?
一昔前はトップページの一番目立つところでお詫びしないと
いけないような風潮があったのですが、最近はだんだんと
緩くなってきているように思います。

上記3件の対応方法といい、対応内容といい、皆さんどう思われますか?
気になったのでブログにあげてみました。

2010年1月4日月曜日

ブログ改造:Google Analytics 実装

Google Analytics を実装してみました。
gmail のアドレスを利用していたので、実装は非常にシンプルで簡単です。
(Google アカウントを持ってない方は先に取得する必要があります)

まず、Analytics のページへ移動



そこで「今すぐお申し込み」をクリック、



そして「申し込む」をクリック、



アカウント情報(サイト情報)を入れて「次へ」



アカウント情報(連絡先)を入れて「次へ」



ユーザー契約に同意して



表示されたコードをサイトの body タグの上にコピペして終了。

これだけです。

まだブログ自体開設したばかりで、誰も来てないと思いますが、増えてきたら時々公開しようと思います。

2010年1月3日日曜日

AEON - こんなサイトを解析してみたい(2)

イオンのオンラインショッピングサイト ~ aeonshop.com ~

とにかく品数が多い。その上単価も安いのでアクセス解析に予算を掛け過ぎるとその分利益も圧迫してしまう。そんな微妙な関係ではありますが、それでも ROI 向上に貢献してみたいと思わせるサイトです。

CMはベッキーが全面に出ていますが、サイトではやや控えめ。
♪20日30日5%オッフッ♪
がこのサイトでも有効なようで、かつ、ポイントが2倍の日もあり、ユーザーは何に一番興味があるのか?何が一番響くのか?いろいろ数値を出して確認してみたいサイトです。

品数が多い分、検索が煩雑でやや見づらい点が今後の改善点となると思いますが、それ以上に売りたいモノの見せ方を研究するのが利益率向上の最短距離かと思うところです。

2010年1月2日土曜日

ZOZOTOWN - こんなサイトを解析してみたい(1)

2010 WINTER BOMB A SALE - ZOZORESORT

CM等で露出が多かった1月1日スタートの BOMB A SALE。
Overture や AdWords はもちろん、サイト導入への経路、サイト内でのカテゴリ分けやセール情報などの見やすさ、いろいろ考え込まれている要素が多々見受けられます。
これからECサイトを立ち上げる企業にはかなり参考になるのではないでしょうか?是非こういうサイトを解析してROIを上げるお手伝いをしてみたいものです。

おしい点としては、正月はCM効果もあり、ユーザー数も多いと思われ、検索系のページ(_search ディレクトリ等)の表示が遅かったりエラーになったりしていました。
これは落ち着いてくれば問題無いと思いますが、ちょっとした機会損失になっているのでもったいない気がしました。(まぁ私のようなユーザーがアクセスしていてこんな事をいうのも気が引けるのですが・・・)

あとは会員登録していないユーザーが「お気に入り登録」しようとすると登録画面が出て、前のページに戻れなくなるところとかですかね。(ログインしていない時はお気に入り登録アイコンをグレーアウトするとか処理を加えた方が良いと思います)まぁほとんど問題ないです。

アクセス解析は何を使っているのでしょうか?RT?
こういうサイトを見ると解析のムシが疼いてきます。

2010年1月1日金曜日

オリコンのサイトがOmniture社のSiteCatalystを採用?

オリコン株式会社
ORICON STYLE
など多数

11月頃に見た時には SiteCensus のタグのみが入っていた記憶があるのですが、先ほど見てみたらSiteCensus の他に SiteCatalyst のタグも入ってました。
(オリコン株式会社のサイトは更に google analytics も入っていました)

一通りのドメインにタグ入れが完了しているようですが、まだ切り替え期間なのか、全てのページで変数の入力がなく、まだまだこれから本腰を入れていくのでは?と考えてます。
ひきつづき変数等の更新情報があれば追いかけていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。