2010年6月27日日曜日

6/27 Google Analytics 利用率は 34.5% (前週から 0.2ポイント増)

今週も上場企業のWebサイト 3,828社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から比べて 5社増えてました。

合計で 1,319社。前回の 34.3% から 0.2ポイント増えて 34.5% となりました。

ちなみに

SiteCatalystはまた 1社減っていました。

企業サイトには 103社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。

6月最終週です。来週からは下半期となります。来週あたり、上半期のまとめをちょっとやってみようと思います。

ワールドカップの決勝トーナメントが始まり佳境になっています。寝不足の人も多いと思いますが、幸い気温の高低の差は安定してるようですので、引き続き体調には気を付けて日本を応援していきましょう!ガンバレ!ニッポン!

それでは。

2010年6月20日日曜日

6/20 Google Analytics 利用率は 34.3% (前週から 0.1ポイント増)

今週も上場企業のWebサイト 3,828社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から比べて 4社増えてました。

合計で 1,314社。前回の 34.2% から 0.1ポイント増えて 34.3% となりました。

ちなみに

SiteCatalystは 1社減っていました。

企業サイトには 104社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。

SiteCatalyst、シェア的にどうなんでしょう?
サービスサイトには増えてきているようですが、企業サイトは予算削減の影響か増えてないように思えます。

ここのところ睡眠不足でワールドカップもろくに見れない状況が続いてましたが、デンマーク戦だけは絶対に見たいと思います(笑)。その為にもしばらく睡眠不足は続くかも・・・。

それでは。

2010年6月18日金曜日

アクセシビリティ・ベストプラクティス(その4)

今までの内容についてはこちらを参照してください。
アクセシビリティ・ベストプラクティス(その1)
アクセシビリティ・ベストプラクティス(その2)
アクセシビリティ・ベストプラクティス(その3)

今回は最終回。よくある問題点について綴っていきます。

■よくある問題点とそれを見つける方法

1. CSSを無効にした時に出てくるコンテンツが古い

アクセシビリティ対策で、読み上げツール用に用意した「本文へ移動」などの画面に表示されないリンクや、古いままの文章が残っている事が良くあります。CSSを使用しない場合での目視やツールでのチェックを怠っているとこれらの品質が落ちていきますので、リンクチェックツールの導入での対応をお勧めしています。

確認方法:
・CSSを使用しないモードでのブラウザでの確認
・リンクチェックツールでのリンクチェック


2. 入力フォームをセッション管理していて、その時間が短い

ひと昔前、旅行チケット等を購入しようとして予約画面で入力中に入力必須な情報を調査している内にセッションがタイムアウトして、再度やり直すという経験をした事はありませんか?最近はタイムアウト時間が延びたサイトが多いですが、手が使えない人や目の見えない人は入力に多大な時間を必要とします。そういった方の為にも想定以上に長めのセッション管理をするようにしてください。

確認方法:
・Webサーバー管理者に確認、もしくは入力フォームを30分以上放置してから試してみる


3. 入力フォームを onclick イベントで管理していて、マウスが無い人やJavaScriptをOFFにしている人は先に進めない

これをやると、せっかく入力したのに、データ送信できなくて腹が立ちます。onclick は入力項目チェック程度にして、データ送信はしっかり submit を使うようにしてください。

確認方法:
・JavaScriptをOFFにして入力してみる
 (できない場合は入力フォーム上にその旨をしっかり記載しておく)


4. 全画面Flashで、Flashをインストールしていない人は何も分からない

Flash をインストールしてない人には「Flashをインストールしてください」とだけコメントが出力されるサイトが時々あります。今後は iPad のようにFlashが見えない環境も増えてくると思われますので、Flash対策は早急に進めることをお勧めいたします。


5. JavaScript=ONを必須としている

これも4.同様、「本サイトは JavaScript を使用しています。JavaScript をONにしてご利用ください」とだけ出力されるサイトが時々あります。障がい者向けデバイスは今後も増えてくると思われますので、JavaScriptがOFFの時でもコンテンツは出力されるようにしてください。


6. 印刷すると文字色と背景色が似ていて読みづらい

アクセシビリティは高齢者や障がい者のためだけに対応するものではありません。「アクセシブル」にすることですので、モノクロプリンタで印刷した場合や、単色のディスプレイで見た場合、点字モニタで見た場合など、2値(ONとOFF)で表現するデバイスは多々あります。そういったデバイスでも問題無く見えるようにするためには、まずは印刷画面を見るのが分かりやすいです。印刷してみて読めない場所はありませんか?文字を画像で作っていてALTに説明がないと何も印刷されない場合もありますので、印刷して確認してみることをお勧めします。


いかがでしょうか?
他にもいろいろありますが、弊社で300社以上訪問して確認した時にはこれら全てを対応している企業はほとんどありませんでした。

今あげたチェック項目は、いくつかのチェックツールで自動的に確認できるものです。
まずはこれらをチェックして、体制を構築し、スケジュールとプロセスを決めて、続かない原因を取り除いて、是非ともみなさんのWebサイトでもやってみてください。

質問、ご意見、大募集中です。

それでは。
おやすみなさい。

2010年6月13日日曜日

6/13 Google Analytics 利用率は 34.2% (前週から微増)

今週も上場企業のWebサイト 3,828社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から比べて 2社増えてました。

合計で 1,310社。前回の 34.2% から割合としては変化ありませんでした。

ちなみに

SiteCatalystは 変化ありませんでした。

企業サイトには 105社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。

今回は結果だけです。すみません。

それでは。
おやすみなさい。

2010年6月12日土曜日

INTEROP出展しました

ベンチャーパビリオンというコーナーのすごく小さなブースでしたが3日間ブースを構えました。

出展した内容としては

 Omniture製品
   SiteCatalyst
   SiteCatalyst Mobile
   Test&Target
   SearchCenter
   Discover
 IBM製品
   Rational Policy Tester
   Rational AppScan
 MessageLabs製品
   Hosted Mail Security Service
   Hosted Web Security Service

こんな感じです。

記事にもしていただきました。

【Interop 2010(Vol.8)】中国進出を考える企業の頼もしいパートナー ――バーチャルコミュニケーションズ


他のブースとかも見て回ったのですが、さすが INTEROP、ShowNet には毎回驚かされます。贅沢の極み&オタクの世界!知らない人が見たら何なのか全く分からないと思いますが(私も分からない点が多々ありますがww)執念にも似た芸術性が見られました。ひと言、美しい。

ほかにも Androidユーザー会の独特の空気感など、1日丸ごとブースめぐりしたいくらいでした。

出展関係者のみなさん、3日間大変お疲れ様でした。

特にウチのブースを手伝ってくれた佐藤岬さん(写真の腕が悪くてすみません)


おかげでウチの当初の目標をクリアすることができました。今回のMVPです。感謝いたします。またイベント出展する際には必ずお声掛けさせていただきますので、次はノベルティ選定から是非参加してください(笑)。

それでは。今日は疲れました。

おやすみなさい。

と、ここまで書いたのにアップする前に寝てしまいました。
一日遅れましたがブログ更新します。

それでは。

2010年6月9日水曜日

アクセシビリティ・ベストプラクティス(その3)

今までの内容についてはこちらを参照してください。
アクセシビリティ・ベストプラクティス(その1)
アクセシビリティ・ベストプラクティス(その2)

今回は第3回目、実行に移ります。

■改良の実施

実際にコンテンツの問題を修正します。この際に進め方が大きく2種類あります。

・ランディングページ、トラフィックの多いページ、障がい者向けのページ、多くのユーザーが恩恵を受けるページ、こういったページから優先度を上げて対応する方法
・同種の問題を1つ選定して、それに関して問題のあるページを全て修正するという方法

まだ慣れない頃は後者の方法をお勧めいたします。問題数が大きく減りますし、良いスタートダッシュが切れると長続きするためです。人間の心理というのはおもしろいもので、最初にあまり成果が出ないと三日坊主になりがちですが、成果が出てあっというまに半分ぐらいを消化してしまうと、今度は残りの半分を消化しないと気がおさまらなくなります(笑)。この衝動を上手く利用して、習慣化させることが出来ると、後は自ら勉強して良いサイトへ改善はスムーズに進んでいきます。


■設計者/開発者/運営者/経営者の教育

設計者/開発者には最初に教育をする必要があります。この時にガイドラインを明確にし、詳細な修正方法を周知させる事で後でかかる改良費用を最小限に抑えることができます。

また、「本当に必要なの?」「予算は他にかけた方がいいんじゃないの?」といった意見も社内から出てくることがあると思います。そういった人たちにも啓蒙活動が必要です。

企業サイトのアクセシビリティランキングのようなものも良く発表されてます。こういったメディアも上手く活用し、啓蒙します。経営者には社会的責任の面から説明するのがベストです。この時に、問題点を数値化し、それらが減少しているのが目に見えると話がスムーズに進みやすいです。その為にもまずは問題数を減らす事を先にやっておくと、背中を押してくれることもしばしばです。

■社内教育をスムーズに進めるコツ

「なぜそれが必要かを具体例を挙げて説明する」

・読み上げツールを実際に聞かせてみる(「(水)」の場合と「水曜日」の場合など)
・「色弱の人はこう見える」をビフォー&アフターで見せる
・入力フォームをマウスだけで操作させてみる
・フラッシュページをキーボードだけで操作させてみる

こういった事を身体で実感すると必要性を感じてもらえます。
この時にビフォー&アフターを用意して「先月まではこうでした、今はこうなってます」という説明をするとより効果的です。


つづく。

次回はより具体的な改善方法を書きたいと思います。

2010年6月6日日曜日

6/6 Google Analytics 利用率は 34.2% (前週から0.4ポイント増)

今週も上場企業のWebサイト 3,828社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から比べて 14社増えてました。

合計で 1,308社。前回の 33.8% から0.4ポイント増えて 34.2% になりました。

ちなみに

SiteCatalystは 変化ありませんでした。

企業サイトには 105社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。

Google Analyticsは、先々週2社、先週0社と止まっていたものが、また一気に増えました。月末が影響しているのでしょうか?ともかく、週平均8社にまた近づきましたので年間通して一定した増加傾向なのかもしれません。

今週は公私ともに忙しかったのでブログが更新できませんでした。早く落ち着かせて週3回更新を目指したいと思います。(アクセシビリティ・ベストプラクティス3回目も急いで仕上げます)

それでは。
おやすみなさい。