2010年10月25日月曜日

アクセシビリティJIS チェックポイント(5)― 7.1.3.1 BLOCKQUOTE要素

BLOCKQUOTE 要素は引用にのみ使用し、インデントやレイアウト補正には使用しない

Q および BLOCKQUOTE は引用時に使用されるものなので、インデントなどには使用しないでください。

実装方法

・引用を用いる場面で BLOCKQUOTE を使用する
・インデントやレイアウト補正には使用しない

良い例

<BLOCKQUOTE cite="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%92%B2">
<P>相撲(すもう)は、日本古来の神事や祭りであり、同時に武芸でもあり武道でもある(「弓取り式」の本来の意味から)。</P>
</BLOCKQUOTE>

悪い例

<BLOCKQUOTE>
 <BLOCKQUOTE>
  <BLOCKQUOTE>
   <p><a href="special.html">スペシャルコンテンツはこちら</a></p>
  </BLOCKQUOTE>
 </BLOCKQUOTE>
</BLOCKQUOTE>


BLOCKQUOTE要素

BLOCKQUOTE要素は、引用という意味をブラウザやページリーダーに伝えるものです。引用とは違う使い方、例えばインデントなどに使用されると、リーダーが誤認識してしまい、一部のユーザーがページを理解しづらくなる可能性があります。


重要度

  ★★(強く推奨)

ガイドライン

  JIS X 8341-3:2010  7.1.3.1  A
  WCAG 2.0 checkpoint  1.3.1  A
  WCAG 1.0 checkpoint  3.7

以上