2012年6月24日日曜日

6/24 Google Analytics 利用率は 48.2% (前回から 0.2 ポイント増)


今週も上場企業のWebサイト 3,780社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から6社増加しました。

合計で 1,822社。利用率は前回の 48.0% から 0.2 ポイント増えて 48.2% になりました。

ちなみに

SiteCatalystは先週から変化ありませんでした。

企業サイトには 94社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。


今週も6社増で、6月だけで23社増加したことになります。この勢いはどこまで続くのか、しばらく眺めてみたいと思います。すみません、今日はそれ以外にネタが無いので以上です。


それでは。

2012年6月20日水曜日

[読了] 儲からないCSRはやめなさい! - (著)仁木一彦


ひさびさに Google Analytics 以外のブログ書きます。
もうすっかりブログの書き方を忘れてしまいました(笑)ご容赦ください。

「儲からないCSRはやめなさい!」


プロローグ 「儲かるCSR」とは
第1章 いま、日本のCSRはどうなっているのだろうか?
第2章 CSRとブランディング
第3章 CSRブランディングの実践
第4章 そもそもCSRとは何か
第5章 CSR担当者のためのブランドの基礎知識

タイトルはすごく釣っている感があって、若干読むのを躊躇ったりもしたのですが、中身は非常にしっかりとしていて、今の仕事にも役立つ内容が多々ありました。

このタイトルは「利益構造がしっかりとしたCSRをやるべきで、慈善事業をやるべきではない」と言っている訳ではもちろんありません。「コーポレートブランドを向上させ、会社の内外での好循環が期待でき、長期的には高い利益性を産むようなCSR活動」を推奨する、最も基本的で、あたりまえの事をしっかりとまとめて書いてあります。

「他社がやってるから」とか「ウチも何かやらなければ」という曖昧な基準で活動しても当然上手くいきません。自社が得意とする分野、コーポレートブランドに好影響を与える活動というものを、どのように選択し、どのようなプロセスで推進していくか、コレスポンディング分析等の分析手法から、実際のアプローチ方法、Panasonic の 「eco ideas」等の好事例までの一通りの流れを追うような形で分かりやすく説明してあります。


自社のCSR活動が「なぜこれを選んだのだろう?」といった疑問がある方、これからCSR活動を始めようとしている方にはオススメです。

私のレベルにすごくあっていたので、今回紹介させていただきました。



儲からないCSRはやめなさい!
著者: 仁木 一彦
価格: 1,890円(税込)
単行本(ソフトカバー): 261ページ
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2012/2/25



2012年6月17日日曜日

6/17 Google Analytics 利用率は 48.0% (前回から 0.2 ポイント増)


今週も上場企業のWebサイト 3,780社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から7社増加しました。

合計で 1,816社。利用率は前回の 47.8% から 0.2 ポイント増えて 48.0% になりました。

ちなみに

SiteCatalystは先週から2社減少しました。

企業サイトには 94社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。


以前、私は「Google Analytics の利用率は今年に入ってから鈍化してきているので、今年中の50%越えは厳しい」との発言をしました。理由としては、昨年は年間でも平均して週6社ずつ増加していましたが、今年に入ってからは1社~3社増の週が多く、利用率の伸びは緩やかになったと判断したためでした。それがここ1ヶ月では、週6社ペースという前年と同じ伸び率に戻ってきました。一部の企業では SiteCatalyst と Google Analytics の両方のタグが入っているところもあります。これは、コスト削減の厳命および Google Analytics に対する期待が更に大きくなってきているのではないかと感じています。ちなみに、この週6社ペースが続くと 9月か10月頃には50%の大台に乗る事になります。今後も引き続き、この動向を見つめていきたいと思います。
ただ、残りの企業のページを見てみるとトップページからフレームだったり、マーキー使ってる会社も多いんですよね・・・。そんな企業がアクセス解析まで手をつけるとはちょっと考えづらいので、ここからの鈍化は避けられないかと感じてます。

それでは。

2012年6月10日日曜日

6/10 Google Analytics 利用率は 47.8% (前回から 0.2 ポイント増)


今週も上場企業のWebサイト 3,787社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から6社増加しました。

合計で 1,809社。利用率は前回の 47.6% から 0.2 ポイント増えて 47.8% になりました。

ちなみに

SiteCatalystは先週から変化ありませんでした。

企業サイトには 96社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。


先日、「_gaTracker第4回ミーティング」に参加してきました。

この中で、Google の大内範行さんのプレゼンテーションの中で Google Analytics のシェアの話があり、下記のような話がありました。

Googleアナリティクスのグローバルでの市場シェア

  • 82%
  • 60% of the top 100,000 sites


また、私のブログの話題も紹介していただきました。ありがとうございます。

ここで少し補足しておきます。
大内さんの数字と私が計測している数字の違いは「グローバル」と「日本」の違いで、「日本が少し遅れている」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

数字の違いの最も大きな要因としては、大内さんの数字は「ドメイン単位」で、私の数字は「企業単位」という点が最も大きいです。大手企業やB2C企業等は1社で数十個のドメインを管理・運用されていることが多く、大手メーカーになると商品毎にドメインを分けてサイトを構築されている場合がありますが、B2Bのさらにニッチな市場の企業の場合は、簡単なWebサイトを持っているだけというパターンがまだまだ多く存在します(上場企業でなければ、ドメインさえ持ってない企業というのは非常にたくさん存在します)。ですので、ドメイン単位で見た場合はサービスサイトや商品サイトが多く含まれ、自然とシェアは上がり、企業単位で見た場合は、とりあえず用意しただけのサイトの割合が増え、私が出しているような数値になります。

ということで、今後はサービスサイトも含めて計測してみたいと考えているのですが、今の所、それらのドメイン一覧のようなものを持っておらず、計測できない状況です。もし、どなたか、二次利用可能なドメイン一覧の存在をご存知でしたら、教えていただけましたら幸いです(クローラーは持っているので、リストさえあればいつでも計測可能です)。

それでは。



2012年6月3日日曜日

6/3 Google Analytics 利用率は 47.6% (前回から 0.2 ポイント増)


今週も上場企業のWebサイト 3,789社分を調査してGoogle Analytics の利用率を調べてみました。

今週は先週から4社増加しました。

合計で 1,803社。利用率は前回の 47.4% から 0.2 ポイント増えて 47.6% になりました。

ちなみに

SiteCatalystは先週から変化ありませんでした。

企業サイトには 96社に入っています。
※SiteCatalyst は企業サイトには入れずにサービスサイトのみ導入している企業も多いので、これがそのまま導入数ではありません。

私はこれまで、「上場企業のWebサイト」というと、予算がある程度しっかりWebに割り当てられていて、綺麗に作られているような印象があったのですが、この調査を初めてから1年半、半分以上の企業はB2Bだったり、デジタル系の必要性がなかったりと、Webサイト自体がまだまだ不十分の会社が多く存在します。マーキーやフレームはもちろん、「ようこそ、○○サイトへ」といった初期のようなサイトもたくさんあります。ですが、これらのサイトにも最近は Google Analytics のタグが入っている事を良く目にします。アクセス解析自体がキャズム越えから更にレイトマジョリティ層にまで入り込んだ事を意味しているように思います。ただし、現状では「とりあえず入れてみた」程度で、有効活用できてない企業の方が多いように思いますので、今後はツール自体がより進化し、より簡単に分析や判断ができるようになってくれればと考えています。「入れたけど使ってない」とか「見方がわからないから結局止めた」などという流れにならないように、我々も上手くサポートしていければと思います。

それでは。